こんにちは、なっくです。
賃貸併用住宅の住宅ローンを借りる銀行を探す際、
『住宅ローンコンサルタント』
を利用してみました。
この記事では
利用してみた体験談を書いていきます。
これから銀行を探す方にとっては
『住宅ローンコンサルタントってどんな感じ？』
ということがわかる内容になっています。
なんで利用しようと思ったのかというと・・・
住宅ローンコンサルタント
って知ってますか？
聞きなれない人も多いと思います。
僕もインターネットでたまたま見つけるまで
知りませんでした。
僕が賃貸併用住宅を作るために
住宅ローンを借りる銀行を探していた頃・・・。
『うーん、どうしようかなぁ・・・』
どうにも気分の乗らない日々が続いていました。
僕がやろうとしていることは
住宅ローンを借りにくい条件が
組み合わさっていたからです。
具体的に言うと・・・
①賃貸併用住宅
②土地が保留地
③オーバーローン希望
という3点セットだったんですね。
①賃貸併用住宅は
賃貸部分は住宅ローンで貸してくれなくて、
事業融資だよっていう銀行もある。
なので、賃貸部分も含めて
住宅ローンで貸してくれる銀行は限られる。
②保留地は基本的には市区町村が提携している銀行しか
住宅ローンを貸してくれない。
③オーバーローン希望については
はなから無理という銀行もある。
どれか一つだけでも対象の銀行が絞られるのに、
３つも組み合わさっているという状況。
『貸してくれる銀行はあるのか・・・！？』
とかなり不安でした。
せっかく良い土地を見つけたのに、
住宅ローンを借りれなければ
スタート地点にもたてません。
もし借りれなければ
見つけた土地を諦めて、
また一から土地探しです。
数か月かけてやっと見つけた土地。
妻もすごく気に入っていたので、
あの土地に住ませてあげたかった。
だからどうしても
3つの条件をかなえる形で
住宅ローンを借りたかったんです。
でも銀行なんてATMくらいしか使わない。
窓口に行くのも数年に一度。
ローンを借りたこともない。
銀行耐性が弱かったので、
銀行をうまく探せるのか不安だ・・・
と思ってしまったんです。
そんな状況下でうかんできたのが
『プロに助けてもらいたい』
という気持ちでした。
住宅ローンを借りるプロっていないのか？
と思ってインターネットで探した結果、
住宅ローンコンサルタント
という存在を知ったのです。
住宅ローンコンサルタントに問いあわせてみた！
住宅ローンコンサルタントは何社かありました。
そのうち2社を利用してみたのですが、
1社とのやりとりについて紹介してみますね。
（ここから物語調に変わります！）
**********
インターネットで見つけた
住宅ローンコンサルタントの会社。
その会社のホームページから
問い合わせをしてみることにしました。
問い合わせしてしばらくすると、
すぐに担当者からメールが届きました。
担『お問い合わせありがとうございます。
弊社ではこれまでに
賃貸併用住宅の取り扱いは少なく、
できるだけ多くの銀行にあたってみます。
少々お時間を頂けますでしょうか。』
僕『ありがとうございます。
賃貸併用住宅を進める上で
希望額の住宅ローンを借りることが
最後の壁となっております。
ぜひお力をお貸しください。
よろしくお願いいたします。』
果たして良い銀行は見つかるだろうか？
コンサルタント経由ということで
特別な優遇などをしてくれる銀行が
あればいいのだけれど・・・。
そう思いながら数日が経ちました。
担『可能性のある銀行が１行見つかりました。
ただし、属性次第ということですので、
ご夫婦の属性を教えて頂けますでしょうか。』
僕『銀行へのご確認ありがとうございます！
属性情報の方回答させて頂きます。』
一つ見つかった！
細かい条件を聞いてみないとわからないけど、
希望が見えてきたかもしれない！
僕は少し見えてきた希望に心が躍った。
以下の情報をメールで連携して、
また待つことになりました。
①土地情報
②自宅50%以上の賃貸併用住宅である点
③僕の属性情報（※1）
④妻の属性情報
（※1：属性情報）
属性情報は以下について連携した。
・勤務先名
・雇用形態（正社員・契約社員・派遣社員・パート等）
・職種
・勤続年数
・年齢
・資産内容（預貯金・不動産・有価証券等）
・建築目的
・想定利回り
数日後。
再び担当の方から連絡がありました。
担『現在銀行側と調整しております。
前向きに検討して頂いていますので、
もうしばらくお待ちください。
今週中には回答がくると思います。』
僕『銀行様とのご調整ありがとうございます。
前向きにご検討頂けているということで、
妻共々楽しみにお待ちしております。
引き続きよろしくお願い致します。』
前向きに検討してくれている！
いけるのか！？
回答が待ち遠しい！
週末になり、
担当の方から連絡がありました。
担『銀行から回答がありました。
結論からお伝えしますと、
諸費用も含めた総額の５～１０％
準備できるのであれば審査をさせて頂きたい。
ということでした。』
僕『ご連絡ありがとうございます。
オーバーローンは厳しそうですね。
ちなみに現時点で金利がどの程度になるか
大体の目安はわかりますでしょうか？』
担『金利については自宅部分が0.6～0.8%。
賃貸部分は3%前後となりそうです。
ただし、お客様毎に異なってくるので、
審査をしてみないと
わからないところがあります。』
うーん・・・。
賃貸部分には住宅ローンを
適用してくれない銀行ぽいな・・・。
僕『賃貸部分も含めて
住宅ローンが適用される金融機関にて
借入をしたいと考えております。
その他の金融機関様含めて難しそうでしょうか？』
担『今回見つかった金融機関は
2本のローンになりますが、
他にも当たってみたいと思います。
もう少し時間を頂いてもよろしいでしょうか？
また、土地の資料などがお手元にございましたら
ご連携頂けますと助かります。』
僕は手元にある土地の情報を連携して、
再び連絡がくるのを待つことにしました。
すんなりとは見つからないものだなぁ。
次の連絡では良い連絡がもらえとよいのだけど・・・。
コンサルタントから再度の連絡
数日後。
再度コンサルタントから連絡がありました。
担『あらためて、銀行にいくつかあたってみましたので、ご報告させて頂きます。
〇〇銀行と□□銀行が比較的感触がよかったです。
メガバンクの赤い銀行、青い銀行も可能性はあるとのことでした。
いずれも詳細はお客様の属性次第と言われ、
直接お客様自身が来店して欲しいとのことでした。
現状、弊社と提携関係にない銀行になりますので、
今後は直接銀行とやり取りして頂くかたちになります。
なっく様にとって
良い家作りができるように願っております。』
僕『提携関係にない銀行にまでご確認頂き、
本当にありがとうございます！
頂いた情報をもとに、
直接銀行に連絡をしてみます。』
担『弊社としてもよい経験をさせて頂き、
感謝しております。
今後もお困りのことがございましたら、
お気軽にご連絡下さい。』
やりとりを終えた後、
担当の方への感謝の気持ちがわきあがっていた。
提携していない銀行にまで確認して下さった。
そこまでしても担当の方にとっては
金銭的なメリットは何もないはずだ。
それなのに僕のために、
そこまでしてくれた。
世の中にはお金のことだけを考えている
詐欺師のような人間も多い。
不動産に関しても、
悪徳業者の話なども耳にする。
でも今回相談させてもらった
住宅ローンコンサルタントの方は
真逆の人だった。
これからＩＴやＡＩが
ますます発達していくので、
人の仕事が奪われていく。
そんな中で生き残る人は、
人と信頼関係を作れたり、
相手を思いやることができたり、
そういう人間味の部分が強い人だと思う。
サービスもそうだし、
不動産賃貸業も同じじゃないかと思う。
これから勝ち残るには、
どれだけお客さんのことを考えて思いやり
価値を提供していけるかが重要だと思う。
これは賃貸併用住宅に取り組む上でも
強く意識しないといけないこと。
日本の人口は減っていく。
空き家も増えていく。
その中で選ばれ続ける部屋を作るには
収支とか利回りのことだけでなく、
入居者の快適な生活をとことん考えて
魅力的な物件を作らないと勝てない。
住宅ローンコンサルタントを利用した結果、
一番感じたのはこんな思いだった。
住宅ローンコンサルタントはおススメ
住宅ローンコンサルタントの
体験談は以上となります。
僕の場合はかなり特殊な条件だったので、
住宅ローンコンサルタントの提携している銀行の中には、
ドンピシャな銀行はありませんでした。
でも特殊な条件でないならば、
自分に合う銀行をまとめて探せるので、
おススメできるサービスだと思います！
気になる方はぜひ１度問い合わせてみて下さい。
この後銀行に直接電話をかけて
希望の条件で貸してくれる銀行を探しました。
その内容は↓で書いてます。
https://kandkheiyoucolumn.info/searchbank5
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